2019年11月14日木曜日

読書レビュー9 小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」(小腸内細菌増殖症)から身を守れ!



便秘や下痢、ガスなどの腸の症状は、だいたい大腸に対していろいろ対策を考えているものです。しかし!実は、小腸の方が原因となる場合もあった!というのがこの本で解説されてる「SIBO 小腸内細菌増殖症」という病気です。

簡単に紹介すると、SIBOとは小腸内に異常に細菌が増えることで、ガスが異常発生して下痢や便秘、お腹の張り、ガス、腹痛などの症状を起こす病気で、その原因や対策などが詳しく載っています。過敏性腸症候群と似ていますが、実際はこっちだったという場合と両方発症している場合があるそうです。検査方法も詳しく載っていますし、症状を悪化させる食物もしっかり解説してありますので、一読の価値はあります。

特に下剤を使うと全体の調子が良くなり、整腸剤を使うと逆に調子が悪くなるケースはこのSIBOの可能性が高いとのことで、自分もそうかもと思った方は、この本を読んだ上で検査を受けてみてはいかがでしょうか。